今回からリニューアルです 参加型俳句サロン
このブログでは、写真をお題にした俳句を募集しています。
季語がなくても大丈夫。五・七・五にぴったりでなくても大丈夫。
思いついた言葉、見えた景色、浮かんだ気持ちを、気軽に一句にしてみてください。
俳句は「うまく作る」よりも、まず「感じる」ことが面白さだと思っています。
・今回のお題写真 初夏の夕焼け

投句は五句です ↓↓↓↓↓↓↓
夕焼けて天の端まで朱を引く
咲葉
伸びやかな一句ですね。
特に「朱を引く」という表現が美しく、夕焼けを“空に筆を走らせたもの”として捉えている点に風雅があります。
一方で、少し説明的かもしれません。しかし、素直な明るさは魅力で写真のような大きな夕空にはよく合う一句だと思います。
暮れなずむ街の輪郭影法師
ひろし
「言葉の響き」と「情景の重なり」が非常に綺麗な句ですね。
「暮れなずむ」日が暮れそうでなかなか暮れない、あの特有のねっとりとした時間軸が見事に提示されています。
俳句としては、季語が不在になりますが、このままでも詩情は十分伝わると思います。
夕焼や雲を波打つ風の道
吉田めぐ
壮大で動きのある美しい風景が目に浮かぶ、とても筋のいい句だと感じました。
とても綺麗な俳句ですが俳句のルールからひとつ言えるのは助詞「を」の扱い方です。
「雲を波打つ」は意味は通じますが、少し説明的な印象を受けるかもしれません。「雲の波打つ」や「雲波打てる」とすると、より俳句らしい格調になるのではないでしょうか
茜雲街灯ともる夏の夕
夕日人
「茜雲」と「街灯ともる」の取り合わせが自然で、夏の夕暮れの移ろいが素直に伝わる句ですね。
少しだけ気になるのは、「夏の夕」がやや説明的に働いている点です。
すでに「茜雲」「街灯ともる」で夕暮れはかなり見えているので、最後をもう少し余韻寄りにすると、さらに句味が深まると思います。
茜雲街灯ともる帰り道 はどうでしょう
夕焼雲高架の灯りひとつずつ
都風
「夕焼」と「高架の灯り」の取り合わせが自然で、都会の夕景が静かに立ち上がる句ですね。
特に「ひとつずつ」が効いていて、灯りが順番に点いていく時間の移ろいが感じられます。
少しだけ気になるのは「夕焼雲」です。
「夕焼」自体が強い季語で空の景を含むため、「雲」を付けるとやや説明感が出ます。もちろん「夕焼雲」という語感の美しさはあるのですが、俳句としては少し重たく感じる人もいるかもしれません。
夕焼や高架の灯りひとつずつ はどうでしょう
今週のお題写真は、新緑 です。

投句は投句フォームからでもコメント欄からでもよろしいので、お待ちしております