今回リニューアルです 参加型俳句サロン
このブログでは、写真をお題にした俳句を募集しています。
季語がなくても大丈夫。五・七・五にぴったりでなくても大丈夫。
思いついた言葉、見えた景色、浮かんだ気持ちを、気軽に一句にしてみてください。
俳句は「うまく作る」よりも、まず「感じる」ことが面白さだと思っています。
・今回のお題写真 新緑 です

投句は五句です ↓↓↓↓↓↓↓
青空へ銀杏の枝のひろがれり
都風
感情を言葉にせず、目の前の景色の勢いをそのまま素直にしているため、清々しい心地よさがストレートに伝わってきます。
ただしお題の新緑を詠む場合は、「銀杏」は本来、秋の季語です。
新緑の青葉を詠みたい場合は、「銀杏の緑」や「新緑」を意識した言葉選びに変えると、より季節感を詠めると思います。
青空へ青の銀杏はひろがれり
はどうでしょう
木かげまで寺の静かな五月かな
静岩
静けさが、境内全体にじんわり広がっていく感じがよく出ていると思います。
特に「木かげまで」という入り方が良く、寺の空気が見える範囲だけでなく陰にまで満ちていると感じられます。
「五月かな」の季語の締めも素直で、初夏の澄んだ空気とよく合っていると思います。
ただ「寺の静かな」は少し説明的にも見えます。
静けさを情景で詠むと、さらに俳句らしくなるようです。
木かげまで寺のしじまや五月かな
はどうでしょう
青空と大きな緑寺の昼
あきこ
とても素朴で、のどかな情景が浮かぶ素敵な句ですね!
「青空」の青と「大きな緑」の緑、そして「寺」の厳かな佇まいが、頭の中で一枚の美しい絵画のように広がります。
“青空と‘を”青空や“と詠嘆してみても素敵です。
青空や寺を包める夏緑
はどうでしょう?
青葉風お寺の庭を通りゆく
おさむ
初夏の爽やかな空気とお寺の静謐な佇まいが素直に表現された、非常に心地よい句と思います。
青葉風という初夏の季語が正しく使われています。青葉の香りを乗せて吹く清々しい風が、お寺の緑豊かな庭を吹き抜けていく光景がありありと浮かびます。
どうでしょう?風が庭を通り抜けたという事実をそのまま説明する形になっている気もします。また、「通りゆく」という動詞がよくある言葉になっているようにも思われます。
青葉風お寺の苔を揺らしゆく
はどうでしょう?
青葉照る瓦の反りの美しく
由比浜
青葉に反射した光が瓦を照らしているようでもあり、強い夏の日差しが青葉と瓦の両方を輝かせているようでもあります。お寺の引き締まった美しさが目に浮かびます。
「青葉」という初夏の季語が、お寺の歴史ある瓦の黒やグレーと対比されて、非常に鮮やかに生きています。
下五の「美しく」という言葉を「どう美しいのか」を景色で語ると、より深い余韻を残すことができるように思われます。
語順を変えて 美しき瓦の反りや青葉照る
はどうでしょう?
次回のお題写真は、浮草 です。

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