初心者俳句サロン 日々のできごとを詠みます

「五・七・五」のリズムで、何気ない瞬間を楽しみませんか?このブログは、写真をお題にして俳句を楽しむ、初心者さんのための参加型俳句サロンです。

お題は 夏を待つ海辺 です

f:id:pcpisjp:20260521152044j:image

 

参加型俳句サロンです。

写真をお題にした俳句の投句を募集しています。

投句された句は、五句選句され次回に発表されます。

次次回に皆さまからの選句(コメント)やAIによる評価が発表されます。

俳句は「うまく作る」よりも、まず「感じる」ことが面白さだと思っています。

どしどし、投句やコメントをお願いいたします。

**********************

今回のお題写真は、

夏を待つ海辺 でした。

f:id:pcpisjp:20260605222138j:image

夏を待つ海辺の雰囲気を表した句を五句選句いたしました。

 

海開き準備の砂浜雲高し

            静岩

海の家作り始める由比ガ浜

            さるた

砂浜に夏がくるぞと波ひかる

            しずか

青空や鎌倉の海輝きて

            みゆき

パラソルの開くを待てる 海の家

            由比浜

 

どれも、もうすぐ夏の雰囲気を思わせる、素敵な俳句ですね

皆さまからのコメントをお待ちしております。

次回に良いとこ気になるとこを掲載いたします。

 

*********************

前回投句の五句への選(コメント)です。

お題の写真はそろそろ紫陽花でした。
f:id:pcpisjp:20260605231041j:image

----------------------------------

静岩さんの句

紫陽花の青ひらきゆく初夏の道

           静岩

「紫陽花の青」が鮮やに表現されている句ですね「ひらきゆく」によって、咲き始めの紫陽花が少しずつ色づき広がる様子が伝わっていますし「初夏の道」で季節感と奥行きが出ていると思います。

少し気になるのは

俳句では季語が一つに絞られることが多いのですが、「紫陽花」(夏の季語)「初夏」(夏の季語)と季重なりになっていることです。でも同じ夏の季語同士なので強い違和感はありません。

----------------------------------

由比浜さんの句

咲きかけの紫陽花ゆれて夏どなり             由比浜

非常に情景の美しい、完成度の高い一句だと思います!

「咲きかけの紫陽花」という絶妙なリアリティ

まだ色が薄かったり、小さな蕾が混ざり合っていたりする、初夏のみずみずしい生命感が表現されています。

「ゆれて」という視覚的な描写から、後半の「夏どなり」という、肌で感じる季節の気配へと滑らかにつなげている構成が見事です。

「夏どなり」と「咲きかけの紫陽花」が季重なりになるのかもしれませんが、とても相性が良いのでこのままが良いと思います。梅雨の本格的な到来を前に、ふと夏の気配を先取りして感じたような、季節の境界線にいる独特のワクワク感や、少し汗ばむような空気感がこの句に見事に着地しています。

----------------------------------

みゆきさんの句

色浅き紫陽花ひとつ咲きにけり

                 みゆき

色浅き紫陽花がとても素直で好感の持てる一句です。
紫陽花が咲き始めで、まだ色づきが淡い様子がよく伝わります。
下五の「咲きにけり」が発見の喜びや季節の到来を自然に表しています。

少し気になるとそたら

「色浅き」と「咲きにけり」のどちらも、やや説明的に情景を語っているため、少しだけ印象が平坦になるようですが、この句の場合は無理に凝らさず、この素朴さを残した方が魅力的です。

----------------------------------

みゆきさんの句

咲き始め藍のあじさい 瑞々し 

              みゆき

 梅雨時期の生命力あふれる一瞬を素直に切り取った、とても爽やかな句です。

もう一つ欲張るとあじさいが瑞々しいことは「咲き始め」「藍」という言葉ですでに伝わっているので、別の描写に変えるとより俳句らしくなります。

 

----------------------------------

静岩さんの句

  あじさいの青を育てて五月雨

              静岩

非常に情緒的で、色彩と季節感の対比が美しい素晴らしい俳句ですね。

「あじさい」と「五月雨」はどちらも梅雨の定番の組み合わせですが、一つの美しい絵画のような関係性になっていると思います。

読んだ後に、どこか静かで、少しひんやりとした美しい雨の風景の余韻が残る名句だと思います。

 

*******************

コメントありがとうございました。

複数のコメントをまとめ編集して掲載させていただいております。

*******************

 

次回のお題写真は、

ビールとハンバーグです。

今日は外食

f:id:pcpisjp:20260606182842j:image

 

投句は投句フォームからでも

コメント欄からでもよろしいので、お待ちしております

投句への評価コメントも募集しています。

お題はそろそろ紫陽花

f:id:pcpisjp:20260521152044j:image

 

参加型俳句サロンです。

写真をお題にした俳句の投句を募集しています。

投句された句は、五句選句され次回に発表されます。

次次回に皆さまからの選句(コメント)やAIによる評価が発表されます。

俳句は「うまく作る」よりも、まず「感じる」ことが面白さだと思っています。

どしどし、投句やコメントをお願いいたします。

**********************

今回のお題写真は、

そろそろ紫陽花 でした。

f:id:pcpisjp:20260523173023j:image

初夏の雰囲気を表した句を五句選句いたしました。

 

紫陽花の青ひらきゆく初夏の道

            静岩

咲きかけの紫陽花ゆれて夏どなり

            由比浜

色浅き紫陽花ひとつ咲きにけり

            みゆき

咲き始め藍のあじさい 瑞々し

            みゆき

あじさいの青を育てて五月雨

            静岩

 

どれも初夏の雰囲気を思わせる、素敵な俳句ですね

皆さまからのコメントをお待ちしております。

 

*********************

前回投句の五句への選(コメント)です。

お題の写真は浮き草でした。

----------------------------------

静岩さんの句

 浮き草や水にむらさき風やさし

           静岩

言葉の響きが心地よく、色彩感と季節感が調和したとても素敵な句だと思います。

 このままでも素敵な句ですが、「や」の切れ字が、後半とぶつかっているように思われます。

上五の「浮き草や」で一度カチッと景色が切れています。そのあと、下五の「風やさし」という強い詠み終わりになっているため、1つの句の中に強調したいポイントが2つ存在しているように感じられました。

それも情景を素直に表現していてとても良い句であると思います。

----------------------------------

由比浜さんの句

浮き草や昼のひかりの水の鉢

                由比浜

 非常にみずみずしく、せいひつな美しさに満ちた素晴らしい句と思います。

現在のままでも十分に美しい句ですが、もし別のニュアンスを試したいとしたら、

ひらがなの「ひかり」は柔らかさや優しさを表現できますが、あえて漢字で「昼の光の」とすると、夏の強い日差しやコントラストがより強調された句になるように思われます。

----------------------------------

静岩さんの句

昼下がり涼を求めてメダカかな

                 静岩

とても風情があり、情景が自然と目に浮かぶ素敵な俳句ですね!

「昼下がり」という一日のうちで最も気温が上がる時間帯と、「涼を求めて」という動機、そして水中で涼しげに泳ぐ「メダカ」の対比が非常に効いていると思います。

少し気になるのが涼を求めているのがメダカ?と思われないかです。下五を“水草や”とか“浮き草や”としても面白いかもです。

 

----------------------------------

あきこさんの句

布袋草メダカの覗く涼しさよ 

              あきこ

とても涼感のある一句ですね。「布袋草」と「メダカ」の取り合わせが自然で、水辺の小さな命の静けさがよく出ています。

一方で、少しだけ気になるのは、

「涼しさよ」がやや説明的に感じます。

俳句では、情景を見せるだけで涼しさを感じさせる作りにすると、さらに余韻が深まります。

布袋草メダカ覗けば水静か ではどうでしょうか?

 

----------------------------------

おさむさんの句

  鉢の底映して咲ける水葵

              おさむ

とても雰囲気のある一句ですね。

「鉢の底映して」が具体的で映像的に水の透明感を伝えています。そして「咲ける」という古語調が、水葵の静かな美しさに合っていると思います。

一方で少しだけ気になる点を挙げるなら、「咲ける」がやや文語的なので、上五中七の写生感に対して少しだけ調子が浮く可能性があります。

例えば口語寄りにすると、

鉢の底映して咲けり水葵

などの方向もありますが、この句の「咲ける」には古風な品があり、私はこの句にはむしろ合っていると思います。

*******************

次回のお題写真は、

夏を待つ海辺です。

海水浴場を作っています。

f:id:pcpisjp:20260530163114j:image

 

投句は投句フォームからでも

コメント欄からでもよろしいので、お待ちしております

投句や評価へのコメントも募集しています。

二回目のお題写真は “新緑”

今回リニューアルです 参加型俳句サロン

このブログでは、写真をお題にした俳句を募集しています。

季語がなくても大丈夫。五・七・五にぴったりでなくても大丈夫。
思いついた言葉、見えた景色、浮かんだ気持ちを、気軽に一句にしてみてください。

俳句は「うまく作る」よりも、まず「感じる」ことが面白さだと思っています。

 

今回のお題写真 新緑 です



投句は五句です ↓↓↓↓↓↓↓

 

青空へ銀杏の枝のひろがれり

      都風

感情を言葉にせず、目の前の景色の勢いをそのまま素直にしているため、清々しい心地よさがストレートに伝わってきます。

ただしお題の新緑を詠む場合は、「銀杏」は本来、秋の季語です。
新緑の青葉を詠みたい場合は、「銀杏の緑」や「新緑」を意識した言葉選びに変えると、より季節感を詠めると思います。

青空へ青の銀杏はひろがれり 

はどうでしょう

 

木かげまで寺の静かな五月かな

        静岩

静けさが、境内全体にじんわり広がっていく感じがよく出ていると思います。

特に「木かげまで」という入り方が良く、寺の空気が見える範囲だけでなく陰にまで満ちていると感じられます。

「五月かな」の季語の締めも素直で、初夏の澄んだ空気とよく合っていると思います。

ただ「寺の静かな」は少し説明的にも見えます。

静けさを情景で詠むと、さらに俳句らしくなるようです。

木かげまで寺のしじまや五月かな 

はどうでしょう

 

青空と大きな緑寺の昼

      あきこ

とても素朴で、のどかな情景が浮かぶ素敵な句ですね!

「青空」の青と「大きな緑」の緑、そして「寺」の厳かな佇まいが、頭の中で一枚の美しい絵画のように広がります。

“青空と‘を”青空や“と詠嘆してみても素敵です。

青空や寺を包める夏緑 

はどうでしょう?

 

青葉風お寺の庭を通りゆく

       おさむ

初夏の爽やかな空気とお寺の静謐な佇まいが素直に表現された、非常に心地よい句と思います。

青葉風という初夏の季語が正しく使われています。青葉の香りを乗せて吹く清々しい風が、お寺の緑豊かな庭を吹き抜けていく光景がありありと浮かびます。

どうでしょう?風が庭を通り抜けたという事実をそのまま説明する形になっている気もします。また、「通りゆく」という動詞がよくある言葉になっているようにも思われます。

青葉風お寺の苔を揺らしゆく 

はどうでしょう?

 

青葉照る瓦の反りの美しく

       由比浜 

青葉に反射した光が瓦を照らしているようでもあり、強い夏の日差しが青葉と瓦の両方を輝かせているようでもあります。お寺の引き締まった美しさが目に浮かびます。

「青葉」という初夏の季語が、お寺の歴史ある瓦の黒やグレーと対比されて、非常に鮮やかに生きています。

下五の「美しく」という言葉を「どう美しいのか」を景色で語ると、より深い余韻を残すことができるように思われます。

語順を変えて 美しき瓦の反りや青葉照る 

はどうでしょう?

 

次回のお題写真は、浮草 です。

 

f:id:pcpisjp:20260518215941j:image

投句は投句フォームからでも

コメント欄からでもよろしいので、お待ちしております

投句や評価へのコメントも大募集しています。

今日のお題は初夏の夕焼け

今回からリニューアルです 参加型俳句サロン

このブログでは、写真をお題にした俳句を募集しています。

季語がなくても大丈夫。五・七・五にぴったりでなくても大丈夫。
思いついた言葉、見えた景色、浮かんだ気持ちを、気軽に一句にしてみてください。

俳句は「うまく作る」よりも、まず「感じる」ことが面白さだと思っています。

 

今回のお題写真  初夏の夕焼け

f:id:pcpisjp:20260508223554j:image

投句は五句です ↓↓↓↓↓↓↓

 

夕焼けて天の端まで朱を引く  

                 咲葉

伸びやかな一句ですね。

特に「朱を引く」という表現が美しく、夕焼けを“空に筆を走らせたもの”として捉えている点に風雅があります。

一方で、少し説明的かもしれません。しかし、素直な明るさは魅力で写真のような大きな夕空にはよく合う一句だと思います。


暮れなずむ街の輪郭影法師

             ひろし

「言葉の響き」と「情景の重なり」が非常に綺麗な句ですね。

「暮れなずむ」日が暮れそうでなかなか暮れない、あの特有のねっとりとした時間軸が見事に提示されています。

俳句としては、季語が不在になりますが、このままでも詩情は十分伝わると思います。

 

夕焼や雲を波打つ風の道

           吉田めぐ

壮大で動きのある美しい風景が目に浮かぶ、とても筋のいい句だと感じました。

とても綺麗な俳句ですが俳句のルールからひとつ言えるのは助詞「を」の扱い方です。
「雲を波打つ」は意味は通じますが、少し説明的な印象を受けるかもしれません。「雲の波打つ」や「雲波打てる」とすると、より俳句らしい格調になるのではないでしょうか

 

茜雲街灯ともる夏の夕

          夕日人

「茜雲」と「街灯ともる」の取り合わせが自然で、夏の夕暮れの移ろいが素直に伝わる句ですね。

少しだけ気になるのは、「夏の夕」がやや説明的に働いている点です。

すでに「茜雲」「街灯ともる」で夕暮れはかなり見えているので、最後をもう少し余韻寄りにすると、さらに句味が深まると思います。

茜雲街灯ともる帰り道 はどうでしょう

 

夕焼雲高架の灯りひとつずつ

                都風

「夕焼」と「高架の灯り」の取り合わせが自然で、都会の夕景が静かに立ち上がる句ですね。

特に「ひとつずつ」が効いていて、灯りが順番に点いていく時間の移ろいが感じられます。

少しだけ気になるのは「夕焼雲」です。

「夕焼」自体が強い季語で空の景を含むため、「雲」を付けるとやや説明感が出ます。もちろん「夕焼雲」という語感の美しさはあるのですが、俳句としては少し重たく感じる人もいるかもしれません。

夕焼や高架の灯りひとつずつ はどうでしょう

  

 

 

 

 

今週のお題写真は、新緑 です。

f:id:pcpisjp:20260512201854j:image

投句は投句フォームからでもコメント欄からでもよろしいので、お待ちしております

芝桜 あふれて土を 隠しけり

 

桜が散ったあとに芝桜が咲きました

春から初夏への移ろいですね

斜面を覆い尽くすように咲き誇る芝桜

木の土留めに沿って、まるで階段のよう

 

f:id:pcpisjp:20260421040746j:image

 

芝桜 あふれて土を 隠しけり

 

日に映えて 階段彩づく 芝桜

 

一隅を 燃やすがごとく 芝桜

 

日に向い よひらいつひら芝桜

 

もうすぐ紫陽花でずね

 

花散らす風過ぎ去りし朧かな

桜が咲くと春の嵐がきて花を散らしてしまう。

毎年のことで春の風物詩になっています。

桜は俳句の季語の代表だそうです

他には、月、雪と三代季語
f:id:pcpisjp:20260407233740j:image

一陣の 嵐に耐ふる 桜かな

嵐きて 桜の海と なりにけり

 

花散らす嵐のあとの静けさよ

 

花散らす夜半の風に夢心地

 

花散らす風過ぎ去りし朧かな

 

 

 

 

海棠や こぼれて淡き 竹垣に

桜が咲き始めました

2分咲きの桜の下の竹垣から覗くように小さな花が咲いていました。

カイドウという花だそう 海棠と書く

いろいろな花が咲いてきます

なのに俳句では花と詠んだら桜のことだそうです。よくばりですね

f:id:pcpisjp:20260330232941j:image

f:id:pcpisjp:20260330233008j:image

 

********俳句*********

 

海棠やこぼれて淡き竹垣に

 

肩すぼめ空見上げれば二分の花

 

散る花をそっと見送るかすみ草

 

********俳句*********