日々のできごとを詠みます

日々のできごとを言葉にして残しましょう。写真を撮って言葉をのせるのもいいですね。言葉は、俳句にすると楽しいです。短歌でも和歌でも詩でも、、その時感じた事柄を残しましょう。

房ゆれてかほり漂う清和かな

藤の房が素敵な頃ですね 薄紫の藤、白の藤、 一年のうち、たぶん十五日ほどの短い間楽しめる情景です。 この短い期間の情景は、昔から沢山の詩や句に詠まれています。 ************** 房ゆれてかほり漂う清和かな 春すぎて薄紫に垂れる藤 うら…

苔の道緑一色若もみじ

青もみじが綺麗です。 もちろん、秋の紅葉は素敵ですが、この時期からの青もみじは清々しい気分にしてくれる大好きな情景です。 お寺の参道で苔の緑とのコントラストがとても、気持ち良かったです。 ************** 参道にしばしたたずみ青も…

散る花をそっと見守る鉢の花

桜は散りましたが花壇には、たくさんの花が咲いています。 俳句で花と言えば、桜のことを指すようですが、この季節は綺麗な花が咲きほこっています。 もう少したつとツツジが咲いて藤も咲いて来ます、ハナミズキもです。 そして、紫陽花の頃になりますね。 …

夕焼けに映る岬の山桜

今年は、寒い日が続いて桜の開花が遅れていましたが、とうとう咲き始めました。 咲き出すと早いもので、もうすぐ満開になる木もあるようです。 俳句では、花と言えば桜です。 なので、桜に関連した季語は、とてもたくさんあります。 例えば、、 初桜、山桜、…

西吹いてかすみの空へ雁帰る

すこしづつ暖かくなってきたかな と思ったら またまた寒い日になりました。 これが三寒四温なのですかね、寒い日の方が多いような感じもしますが、、、 でも、なんとなく空には、霞がさして渡鳥たちは、帰って行くようです。 ************** …

夕凪の春夕焼けにとび一羽

鎌倉の由比ガ浜に古い神社があります。 創建は不明だそう、拝殿の額には、大太刀稲荷とありましたから稲荷社なのでしょう。 近くには、稲瀬川が海に流れ込み、きっと数々の歴史がこの社の前で起こったことでしょう。 少しづつ暖かくなってきた、春の日に神社…

浜ひとりあゆみを止めて春の雲

春めいてきました。 少しは、暖かくなってきましたが、この時期は、天候が良くないですね 風が吹いたり、雨が降ってきたり、季節の変わり目で仕方がないようです。 ************* ・浜ひとり歩みを止めて春の雲 ・花散らす音に目覚める東風の朝…

春寒の浜に若芽は流れ着き

暖かな浜を想い、浜に出てみました。 まだまだ、寒いですね 俳句の季語によると、春のようだがまだ寒いことを春寒と詠むそうです。 *******春寒の浜に若芽は流れ着き 春寒の朝日を写す地蔵尊 北吹いて浜の散歩は春寒か ******* ちなみに、まだ…

道光り空も光りて風光る

何気ない風景に、少しだけ春を感じます。 道を歩いていると明るいですね、所々に梅の花も咲いてきましたし、緑の草も出てきたようです。 *******風光る庭の芝生は緑差し 枯芝に緑見つけて風光る 道光り空も光りて風光る ******* もうすぐ弥生3…

紅白の傘見るような枝垂れ梅

今日は、市政選挙の投票日でした。 投票所の学校の庭に五分さきの枝垂れ梅が紅白の花をつけていました。 選挙の結果とは関わりなく、温かな日のもとに綺麗な枝垂れ梅を見て、気持ちの良い散歩になりました。 ************** 紅白の傘見るよう…

春一番マフラー外してマスク掛け

今日は、春一番が吹いたようです。 海岸は、砂が舞って大変でした。 気温も20°を超え4月中旬の気候だとか、来ました花粉の季節、眼がかゆく、鼻もぐしゅぐしゅです。 毎年の事ですが、こればかりは、慣れません。 あたたかで、マフラーは要らなくなりました…

早春に日のさし渡る由比の浜

鎌倉の由比ガ浜にも、早春の光がさしてきました。 ランキング参加中雑談・日記を書きたい人のグループ 今日は、休日とあって浜辺を散歩する人、軽く走るひと、なかには、上半身を脱いで日を受ける人までと様々です。 浜から海に現れる光の筋をみていると、い…

春みぞれ鉢の金魚は沈みけり

金魚を飼っています。 冬場の金魚は、水温が低いために鉢の底でじっとしています。 鉢の水も水温が低いと、とても澄んで冷たそうです。 最近、少しづつですが姿を見せるようになって来たのですが、先日の春みぞれで、また沈んでしまいました。 ******…

花芽摘むメジロの姿浅き春

ランキング参加中雑談・日記を書きたい人のグループ 鎌倉の長谷寺に伺いました。 職場が近いので、朝出勤前に梅の花を見ようと寄ってみたのです。 梅の咲き具合は、四分くらいです、先日の雪がまだ日陰に残っているようで、風が吹くととても冷たかったです。…

立春の朝は霙になりにけり

今日は、暦の上では立春です。 そろそろ、梅も咲き始め春も近いかと思いきや 朝、目が覚めると外は霙模様でした。 昼すぎからは、雪に変わり、大雪注意報が出る始末です。 一昨日に行われた、落葉樹の剪定で小枝を落とされた木の枝に雪が積もって、一層に寒…

梅の芽を待ってましたとめじろ摘み

近くの阿弥陀堂の門前の梅が、咲き始めました。 さっそく、めじろが飛んできて啄んでいました。 せっかく、咲いたのにと思いましたが、これも毎年の事で、自然な事なのでしょう。 そんな光景を眺めていると、少々雨が降ってきましたが、気のせいか、それほど…

古寺の梅一輪に冬薄れ

うめの花が咲き始めました。 古いお寺の門の脇に早咲きですか、静かに咲いていました。 気がつくと咲いてたと言った感じです。 まだまだ、寒さはこれからですが、少しだけ春を想うことができました。 ランキング参加中雑談・日記を書きたい人のグループ **…

襟巻の温もり冷ます寒の風

ランキング参加中雑談・日記を書きたい人のグループ 今年は、暖冬だそうですが、やはり大寒の時期は寒いです。 今朝の富士山は、まっ白に雪をかぶって見るからに寒そうな景観でしたが、とても綺麗なお山でした。 襟巻をして、分厚い手袋をして、出かけてきま…

かたばみの花見て春を思うなり

ランキング参加中雑談・日記を書きたい人のグループ 寒い季節なのに、緑の草が一面にはえていました。よく見ると黄色の花が咲いています。 何という草なのか調べてみたら、かたばみ だそう、ほとんどが雑草として扱われるようですが、なかなか葉も花も綺麗に…

冬深き極楽寺坂に地蔵尊

ランキング参加中雑談・日記を書きたい人のグループ 朝の寒さが身にしみる頃になりました。 手袋にマフラーとモコモコのコートを着込んで背中を丸めながら、朝の極楽寺坂を歩いているとお馴染みのお地蔵様が、いつもの同じ格好でみまもっていて下さいました…

冬枯れの小枝揺らして逃げる栗鼠

ランキング参加中雑談・日記を書きたい人のグループ 今朝出勤前に裏庭の冬枯れした木にリスらしき小動物を見かけました。 ん?リスは冬眠しないんだっけ・・などと眺めていると忙しそうにしてどこかに行ってしまいました。 そういえば、最近は、小動物をよく…

年初め盃新ため酒旨し

ランキング参加中雑談・日記を書きたい人のグループ 今日は、とても気に入った盃が手に入りました♪ 実は、100円ショップなんですが、さっそく冷酒を一杯して満足しています。 気に入った盃で飲む酒は、美味しく感じます。昨日も飲んだのに何故でしょう♪^_^ …

初詣り階段辛くなりにけり

明けましておめでとうございます。 ランキング参加中雑談・日記を書きたい人のグループ 地元の鎮守神社に初参りして来ました。 いつの頃か、正月元旦は自分の歳を感じるときになったような気がします。 特に今年は、干支が辰にあたり、感慨深いです。 12歳、…

冬凪の浜に現る光道

ランキング参加中雑談・日記を書きたい人のグループ 昨日まで、荒れていた海が今日は静かでした。 冬場の海は、北風によって荒れがちですが、時折ふっと静かになることがあり、歳時記には冬凪とあります。 今日は、冬凪の浜を散歩しながら帰って来ました。 …

風に舞う落ち葉は黄金と積もりゆく

色づいた銀杏の木を見上げながら歩いていたら 散っていく葉の先に色づいた道がありました。 黄色の落ち葉が敷き詰められた道を歩いて、しばし見惚れてしまいました。 この情景もまた、とても綺麗ですし こんなにたくさんの葉が落ちても、まだまだ木には残っ…

古寺は落ち葉残して掃き清め

古いお寺の庭を散策しました。 手入れが行き届いているのでしょう、緑の苔に紅葉が降り注いで、とても綺麗でした。 野山や庭の木々を彩った紅葉が散る情景を散紅葉と書いて ちりもみじ と呼ぶそうです。 もう、冬の季語になるんですね。 お寺の庭もこの時期…

渋柿と見捨てた柿は木守柿

秋の季語に木守柿と書いてこもりがきと言う言葉があります。 冬に餌が無くなってしまう野鳥のために柿の実を全て採ってしまわないで残す風習を言うそうです 柿だけではなく、柚子や林檎にも言えるようですね。 木守柚子 木守林檎 のように ずっと、寒くなっ…

舞い散るもみじ

寒くなりました。 木々がすっかり色づいた小径は、枚落ちた落葉を敷き詰めて、とても美しいです。 晩秋に色づき枯れていく樹木の葉を総称して、紅葉と書いてもみじと言うそうです。 楓だけでは、ない様です。 いろいろな木々の葉が、それぞれの色合いで舞い…

晩秋の富士の様子に占えり

富士山の頭に雪が積もって、一番親しみのある富士山らしい姿になりました。 夏の黒々とした姿は、たけだけしく、 冬に白く被われた姿は、近寄りがたい厳しさを感じます。 晩秋の富士山は、優しさを感じます。 昔から、富士山と言えば、この姿が絵にも描かれ …

古寺は紅葉散らして冬どなり

晩秋の奈良に来ました。 前々から来て見たかった室生寺へ 秋の室生寺は、静かなたたずまいのなかにほんのり燃えるような情景でした ************** 古寺は 紅葉散らして冬どなり 室生の風は 今も昔しも 古寺は紅葉散らして冬どなり *****…